鷺舞とは津和野町の弥栄神社に伝わる古典芸能神事。京都発祥でありながら、現在まで廃絶することなく奉納され続けている「日本にただ一つ残る鷺舞」といわれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。桧でできた真白い羽、特別な装束を身に着け、雌雄の鷺に扮した2人が、ゆったりとした唄やはやしに合わせて優雅に舞い、見る人を魅了しますが、装束の重量は15キロ。それを身に纏ったまま、津和野の町を練り歩き、毎年7月20日は11ヶ所、27日は9ヶ所で舞を披露するので、文字通りの重労働。それでも、鷺舞を正しく受け継ぎ大事に保存されているのは、伝統を絶やさない地元の努力の賜物なのです。そうそう、同日に行われる地元小学生の子鷺踊りもかわいいですよ。
ネタに掲載している情報は2019年2月1日現在のものです。
また、内容には諸説あるものもあります。