広島と浜田を結ぶ広浜鉄道の島根県側のルートとして着工されたものの、戦争や国鉄の慢性的赤字経営の影響により2度工事が中止となり、未成線として終わった幻の鉄道遺構。現在も当時の姿のまま遺構として残っていて、年月とともに緑と調和し風景に馴染んでいます。美しい4連アーチ橋「おろち泣き橋」の下のある場所では、下府川(しもこうがわ)を流れる水の音が響いて、今福線の未完を嘆くおろちの泣き声のように聞こえるといわれています。
ネタに掲載している情報は2019年2月1日現在のものです。
また、内容には諸説あるものもあります。