8月から新しくリメしまSalonのリーダーさんとして情報発信をしてくださっている『たかはらんど』さん。
邑南町(おおなんちょう)高原地区で主に地域づくりを行っている団体で、地元・高原小学校(高原学園)を存続させたい!というミッションを掲げて取組みをされてらっしゃるそうですが、いったいどんな活動をされているのでしょう?
代表の柘植さんにお話しを伺いました。
2017(平成29)年に、前身である『たかはらを楽しくする会』が“高原小学校(高原学園)の存続”を目的に立ち上がったそうです。
地域から学校がなくなれば、子育て世代が流出し、新たな人口の流入も期待できません。そこで、地元住民が主体となって地域を盛り上げ、小学校の修繕や活動にかかる経費をサポートしたいと、主に経済的な活動を担う団体として新たに立ち上げたそうです。
名称の『たかはらんど』とは、高原小学校学習発表会の別名でもあり、また高原地区はどこに行っても面白いアミューズメントパークである、という思いが込められています。
高原小学校には現在、39名の生徒が通っているそうですが、子どもたちが学習や郷土体験ができるように学校と連携したイベント活動や、会が販売した商品の売上の一部を学校や公民館に寄付するなどされています。
主な活動はー
■地域資源を使った商品の開発・販売(タカハラカツサンド・タカハラアイス・たのはらぼーる)
■イベント企画運営(肉を喰う会、山を喰う会、出羽合戦)
■循環型社会の活動(薪の製造販売、空き家管理など)
6年前から始めた『肉を喰う会』は高原神社の新嘗祭に併せて開催され、メンバーが「昔は神社の祭がある日は午後から学校はお休みになって、参道にはめいっぱい出店が出て賑やかだった。そんな祭を今の子ども達にも経験させたい」と始められたそうです。
今年も11月に開催される予定なので、機会があれば是非!邑南町高原地区へ訪れてみてはいかがでしょう。
今回、Salonリーダーさんとして『もっとリメンバーしまね』でどんなことを団員さんと交流したいかをお聞きしたところ、「会の活動やイベントの情報はもちろんですが、地域の魅力を発信したいですね。
邑南町は人も自然もとってもピュアなところ。たたらの歴史もあり、先人達の知恵があって今の自分たちの暮らしがあることを肌身で感じることが出来ます。そんな地域の魅力も一緒に伝えていきたいと思います」と話してくださいました。
柘植さん、取材ご協力ありがとうございました!定期的にリメしまSalonコーナーで地域づくりや邑南町の情報をどんどん発信頂いてますので、是非皆さんも一緒に交流してみてくださいね♪
お話をうかがった代表の柘植さん。生まれも育ちも邑南町高原地区。楽しく活動していきたいと面白い取組みを次々と生み出すアイデアマンです!
島根県の中部にあり、農業が主な産業。食と農に特化した町おこし「A級グルメ構想」でも一躍有名になりました。
高原地帯にあることから山からの水が湧き出ており、美味しい米と美味しい野菜に美味しい日本酒があるところ。春または秋、昼夜の気温差が大きい早朝など、条件が揃った時には「雲海」が望める絶景スポットもあります。