5月の石見神楽カレンダー(江津市版)は、嘉戸神楽社中の「道返し(ちがえし)」です。 確か、おっさん@すきまさんの投稿で益田市版の石見神楽カレンダーも今月は道返しでしたね。 鬼が退治されることなくエンディングを迎える演目で、何故か「遠山の金さん」とか「大岡越前」の「これにて一件落着!」というセリフが思い浮かんでしまう私です(←年代がバレるぞ・・・)。
前にも書きましたがこの演目は神と鬼が格闘する鬼舞です。最後には鬼が負けて国土が
平穏になるという筋書きが多いですが、道がえしは鬼が許されて稲穂を食物とする事と
なるストーリーです。また神と鬼とが幕の内と外で言葉を掛け合うのが面白いです👹
カレンダー投稿を始めた頃は「ちがえし」と読めなかった私もようやく、問題なく読めるようになりました(何の自慢にもなりませんが)。
舞台の表裏での「掛け合い」、一度は見ておきたいです。
7月末の国立劇場の石見神楽でも道返しは演目に入っていて、行きたいところですが、チケット代はともかく(2階席は3,000円なので何とかなりそう)、交通費・宿泊費・飲み代・お土産代等を考えるとハードルが高そうです・・・。
「金さんの桜吹雪。見忘れたとは言わせねえぜ! その方ら、打ち首獄門・・」
許してはもらえません。(ToT)
コメントをありがとうございます。
悪党が桜吹雪を見て観念し、係員(?)に連行されてテレビ画面から退場した後は、被害に苦しんだ人々を金さんが激励して一件落着・・・若い人にはわからないと思われ、寂しいものを感じます。
必殺仕事人も年に一度しか放送されず、時代劇は滅多に見られないイメージがあります。
江津と益田の演目が同じとは、偶然がすごいですね!
コメントをありがとうございます。
偶然にも益田市版と江津市版の5月は道返しでした。
お馴染みの演目なのでカレンダーには毎年掲載されるイメージですが、カレンダー制作時に「どの演目を、どの月に掲載するか」は担当者の悩みかもしれませんし、楽しみかもしれません。
今年の江津市版は「12月=大蛇」のイメージを一新(?)する形で大蛇ではない演目になっています。