7月の浜田の石見神楽カレンダーは長浜社中さんの「熊襲(くまそ)」です。
ヤマトオグナ(小碓命・オウスノミコト)は16歳の時に父・景行天皇に命じられて九州の熊襲討伐に向かいます。
小碓は熊襲建(クマソタケル)を倒し、熊襲建は「自分より強いものが倭にはいたのか。ぜひ「建」の名をもらってほしい」と言い残し息を引き取ります。小碓はこれ以降「倭建(日本武尊・ヤマトタケル)と名乗ることになりました。
石見神楽の「日本武尊」は「熊襲」より後の東国討伐の話であることから、「日本武尊」と「東大和」、「熊襲」を「西大和」と呼ぶこともあります。
ちなみに、日本武尊が白い猪と戦って大けがを負い、最後は白い大きな鳥になって飛んでいくという日本武尊の最期を描いた「伊吹山」という演目もあり、浜田の神楽ではありませんが広島神楽などの動画がYoutubeにたくさん上がっています。
しまねっこは松江・枕木山からの大根島です。手に持っているのはハス?
2022年07月16日
熊襲という言葉自体は聞いたことがあるのですが、西大和と同義ということは知りませんでした。
日本武尊に斬りつけられている展開になりながらもお酒を注いでもらっている・・・「それどころじゃないでしょ!」と、ツッコミを入れたくなります。
しまねっこカレンダー、夏雲の力強さを感じる1枚です。
少し前に風見鶏さんが「日本武尊」の「東大和」を使ったカレンダーを投稿されてましたが、それと対になるように「西大和」と呼ばれる「熊襲」という演目があるとは面白いです(^^♪
ヤマトタケルも神話のヒーローと言えるんでしょうから、石見神楽でもたくさん演目があるんですね。
しまねっこカレンダーでしまねっこが手にしてるのはハスですね。
にゃんだか、天女みたいですにゃ(^ω^ゞ
日本武尊が女装して熊襲を討つ神話ですね。この頃はまだ小碓命の幼名だった日本武尊
美少年だったので女装が似合ったと思います✨✨
では出掛歌を
ちちのみの父の御言をかしこみて、遥けき国に出で立たすかも
筑紫なる熊襲猛を向けましし、大和童男の皇子ぞ唯々しも
くすわしき計事もて西の国、熊襲の罪を払いましける~
神楽の演目はいろいろ別名があって、見慣れない方で書いてあると一瞬「?」となったりします(^^;)
目の付け所が相変わらずの風見鶏さんですね♪
御酌をしている「おタアさん」って何者なんでしょう?腕利きのホステスさん?
しまねっこカレンダーのような夏空、もうちょっとお預けのようですね。
「日本武尊」に比べると「熊襲」が上演される機会は少ないようにも思いますが、どちらも「ハ調子校定石見神楽台本」に載っている30演目に入っているんですよね。
ハスと言えば、数年前京都に行ったとき、朝イチで東寺を訪問したらたくさんハスの花が咲いていたのを覚えています。
島根だとどの辺が有名なんでしょうね。
女装で思い出しましたが、「日本誕生」という古い映画をご存じでしょうか。
私も見たことはないのですが、三船敏郎がスサノオとヤマトタケルの二役を演じた映画で、まったく女装に見えない女装をしています。
クマソ弟に鶴田浩二、他にも司葉子、宝田明などオールスター出演のほか、特撮を円谷英二が担当していて、この映画のヤマタノオロチがのちのキングギドラの原型になったとか。
検索すると画像など出てきますので、ぜひお楽しみください(^-^)
島根のハス名所、私は荒神谷くらいしか思いつきませんね(^_^;)
Naosyukeさんとかなら、よく御存知かも。
東寺は京都ではハスの名所として有名ですね。
昨年のものですが、こっそり写真を付けておきます。
見つかったら消されるかな・・・(^0^;)
再びのコメントありがとうございます。
検索してもやはり荒神谷が出てきますね。そして他が出てこない(^^;)
東寺の写真、素敵な構図ですね♪
東寺を出たところで東寺餅を買ってその場で食べたらめちゃめちゃ柔らかくておいしかったな~♪京都もインバウンドが増えないうちにまた行きたいとは思うのですが、島根もたくさん行きたいところがあるし悩ましいです。