11月の知夫里島カレンダーは「じゃー巻き(蛇巻き)」です。
昔から11月28日に知夫里島の各地区で行なわれる行事です。
地区の人たちが藁で龍を編んで集落の入り口に結び付け、無病息災なんどの願い事を言う(念ずる)そうですが、村の人たちも正確なことはわからないそうです。
この日は役場の職員さんが仕事を休んだり、学校も休みになるそうです(羨ましい・・・)。
知夫里島には7つの地区があるそうで、7つの龍が生まれます。
地区ごとに作り方、作る時間、作り得た形、巻き方、得られる効果が異なるそうです。
昨年の「じゃー巻き」は燃やしたりそのまま土に返したそうです。
今年の「じゃー巻き」は来年まで一年間、その場所にあることになります。
来年も知夫里島カレンダーが発売されるそうです。
つまり、来年も投稿できるということになります。
2022年11月13日
見事な龍!
完成までに技術と人手と時間がかかりそうな作品ですね
島根半島側にも海蛇信仰があり、同様の元を持つ信仰なのかもしれません。
コメントをありがとうございます。
無知な私は写真を見て「実りの秋を迎えて、農作物の収穫を神様に感謝する意味合いで作られた」と予想したのですが、見事に外れました。
技術の高さや労力を考えると凄いものを感じます。
島根は京都や奈良よりも歴史がありますので、地域ごとに古くからの風習が根付いているような気がします。