ここでもkinocoさんが投稿されていた四隅突出型墳丘墓ですが、出雲地域で2番目に大きい四隅突出型墳丘墓があったのが安来の宮山墳墓群。
山陰の王達は、国のシンボルを四隅が突出する墓にしたそうです。
鳥取の妻木晩田遺跡付近でも同形態の古墳が多く見られるので、山陰では当時一大トレンドだったんでしょうねw。
残念ながらこの56mの大型四隅突出型墳丘墓(1号墓)は安来私立第三中学校建設時に消滅したのですが(勿体無いことを)、18m級の4号墓は現在も見ることができます(写真)。
グーグルマップ(航空写真)で上から見ると四隅突出型墳丘墓の特徴がよくわかります。
ただ、ここは専用駐車場が無いので、気軽に見に行くには若干敷居が高いかもしれませんね。
2019年09月29日
古墳が学校建設で消えた話は知りませんでした。
諸事情あったんでしょうが、もったいない話ですね(~_~;)
四隅突出型墳丘墓は広島、岡山の山間部から日本海沿岸に分布しているようで、この当時、これらの地域をつなぐ何かしらの共同体があった事が連想できますね(^^ゞ
ところで四隅の飛び出しですが、この部分を登ると古墳の上に楽に上がれる事がわかりました。
古墳の上では祭祀が行われていたようですので、案外この形は「上に登りやすい」ように出来た物かもしれません(^^ゞ
(実際、そういう説もあるそうです)
Googleマップの航空写真は、これまでもいろいろ使ってきましたが、これはいいですね
なるほど、確かに前方後方墳の前方で祭事を行ったのと同じようなものかもしれませんね。
4つあるので四季ごとに祭事を行ったのか、または祭事の際四方から祈ったのかもしれません。
何か土器に絵でも書いてあればわかりやすいんですけどねぇ。
私ごとき素人ではなんとも(;^_^。
はい、もちろん現地に直接行って見るのが一番ですが、大きな構造物は割と全容がわかりません。
樹木で視界が遮られることも結構ありますし。
なので一度Googleマップで確認してから行くと、全体の雰囲気がよくわかります。
登山でも一緒なんですけどね。