何度も前は通っていたのですが、なぜか時間が遅く暗かったので素通りしていました。
この度やっと午前中にお参りすることができました。
道路からは1分程度ですが、足場が悪いので参拝される方はご注意ください。
上部がオーバーハングしている驚くほど大きな磐座には昔海岸にあった痕跡が多数あり、その磐座の下に地元の方に長らく信仰されてきたであろう小さなお社が鎮座され、お酒やお賽銭がお供えしてありました。
案内看板も何もなく、地域の人すらあまり知らないこの神社。
大国主命の御魂がお祭りされていることぐらいしかわかりません。
以前は「みさきぶろ」「みさきぼう」「みさきぼ」などと呼ばれていたそうです。
出雲大社から日御碕周辺の山が御埼山(みさきやま)と呼ばれていたことから「御埼墓(ミサキボ)」が元であるという説や、尖った山を現わす「御埼峰(ミサキボウ)」であるという説もあるようです。
この場所は出雲大社の真後ろ(真正面?)に位置しており、出雲大社と何か関連がありそうな気もします。
日御碕の月読神社や真の黄泉平坂と言われる猪目洞窟なども近くにあるこの神社。
表には出せない由来もこの辺りにはありますので、なかなか深いものがあるのかもしれません。
2021年10月16日
案内板もないこちらの神社のことをNaosyukeさんはどのようにして知ったのですか?
「古事記異聞」を読んだので表立って知られていない歴史などいろいろありそうと言われるとそのような気がします。
思いっきり曰くありげなスポットですね!
そもそも御陵というと天皇の墓ですから、御陵神社という名前からしてミステリーです。
オオクニヌシを祀るということは、幽世の大王の墓ということなんでしょうか・・・
表に出せない由来というのが気になりますね(^^ゞ
ずいぶん前になるのですが、夕方道路を走っていた時にチラッと朽ちかけたような鳥居が見えて「なんだ、あれ?」と帰ってから調べたのが最初だったと思います。
普段あまり通る場所でも無いのですが、今回やっと昼に行けたので参拝させていただきました。
いろいろな神社を参拝させていただいておりますが、一種独特の雰囲気のある神社でした。
個人的な感想ではありますが、この辺りは日本の歴史を覆しそうな大きな事件が起きた地域なのでは無いかと思っています。
とても恐れ多いので詳細は伏せさせていただきますが(;^_^。
発見されていない遺跡遺構もまだまだありそうな雰囲気でした。
看板も無いとはほんとに知る人ぞ知る、ですね!
近寄り難いというか、神々しいオーラを感じます。
鳥居が無かったら、神社だと気付かないのではないでしょうか。
「表には出せない由来」、気になりますが聞かないほうが良さそうですね。
神社に関する投稿ですが、「知らぬが仏」という言葉が思い浮かびました。
確かに、神社以前にこの周囲の巨石の数々が超パワフルで、人の力の及ばぬ自然の大きな力を感じます。
原始信仰の対象でも不思議に思わない、そんな場所です。
ただ、夕方はあまり近づきたくないとも感じました。
同感です。
「知らぬが仏」「知るが煩悩」「触らぬ神に祟りなし」「君子危うきに近寄らず」とかそんな言葉が頭に浮かびました。
ただ、しまねにいると色々聴こえてしまうのが有り難くもあり悩ましくもありでして。
まぁ今は折角ここに居るのだからいろいろな伝承を聞いてみようと割り切ることにしました。
限られた方によって守られて伝えられてきた、畏敬の感じが投稿からも伝わります。
ここでもkinocoさんのコメントのように御陵ですものね。
何故かお社の横に小動物の頭蓋骨が置いてあったりと、ちょっと普通のお社と違うなという感じを受けました。
関係者でもない者があまり深く探らない方が良いのかもしれませんね。