桜江町は江津市の山間にある町ですが、そんな場所に実は立派な美術館があるのをご存じですか?
その名も今井美術館。1995年に誕生した美術館。今井産業という桜江町でも江津でも大きな会社の社長の意思を継がれてできたそう。常設された展示の他、企画展も色々と面白い企画をされていてちょくちょく行きたくなる美術館です。
今回は以前も紹介したAtelier Sunoiroさんの展示をされているとのことで行ってきました。
建物は2階建てで、今回の企画展は2階のみだったため、1階は常設展になっていました。
今井美術館は院展という大規模な日本画の公募展の開催館でもあることから、院展にゆかりのある方の作品を中心に展示されていました。
日本画に触れることはあまり無いのですが、普通ではなかなか見れないとても大きな日本画は圧巻でした。こちらだけでも見る価値があります。
さてSunoiroの展示スペースへ。
「9つの素の色」と題された展示スペースには9名の作家の作品が飾られていました。
伸びやかで自由な作品たちはそれぞれに描き方の個性があってとても面白いです。ダウン症の人たちを中心にプライベートアトリエをされているアトリエ主宰の栗山千尋さんのアトリエを始めたきっかけになるダウン症のお友だちからのお手紙も飾られていて、ずっと共に歩んで来られたのだなあ、と感慨深い気持ちになりました。
展示の中心にはお絵描きやメッセージが描けるスペースも設けられていて、子どもたちはサッとそこに座りお絵描きを始めていました。
1階入り口スペースにはグッズの販売スペースも。温泉津にあるSHIKINOKAとコラボレーションして作られた黒文字茶のSunoiroオリジナルラベルの茶缶や、SUKIMONOとコラボレーションのコースター、ポストカードなどがありました。
Sunoiro展の後は「うちの子参観日」というペットたちの写真展とのこと!写真募集中だったのでリメしまメンバーの皆さまもぜひ投稿して見てくださいね!
アトリエはもちろん、桜江という秘境に佇む美術館。ぜひ行ってみてくださいね!
住所:島根県江津市桜江町川戸472-1
TEL:0855-92-1839
営業時間:10:00~16:00 (入館は15:30まで)
定休日:企画展期間中は無休、常設展期間中は毎月第1第3土日・祝日
※上記以外に作品入替えのため、休館となる場合があります。
料金:企画展により料金が異なりますのでご確認ください