出雲市多伎町は、県内でも数少ない平野部。多伎町の水はけがよい土壌、 日本海の潮風、山おろしといった気候風土はいちじく栽培には最適なのだそうです。
多伎町で栽培されているのは「蓬莱柿(ほうらいし)」という全国でも希少な品種。皮が薄くてさわやかさを残しつつ、しっとりした甘さとプチプチとした食感が特徴です。
一番美味しい食べごろはおちょぼ口程度に先が割れた頃ですが、これはなんと収穫してから3日程度のことなんです。市場に出回りにくいというのが納得できます。
「多伎の干しいちじく」は、人工着色料や保存料など一切使用せず、半乾燥させたもの。食物繊維や鉄分、カリウムやカルシウム、フィシンなどの栄養たっぷりのいちじくは「不老長寿の果物」とも呼ばれているんですよ。
干しいちじくにすることでさらにおいしさも栄養もギュッと濃縮されて、アンチエイジングや腸活にも良さそうです。
11月がピークの干し柿づくり。「干し柿の里」と呼ばれる松江市東出雲町畑地区では、オレンジ色のカーテン「柿すだれ」が並ぶのが晩秋の風物詩です。戦国時代に兵糧として食べていたと記録が残る干し柿は、江戸時代(1809年)に柿を干す専用の「柿小屋」が建てられたそうです。
畑地区は、粘土質の土壌、周囲を山々に囲まれ乾燥した風が吹き込み、霜が少ないなど柿づくりに適した自然環境。除草剤を使わず農薬や化学肥料の使用を大幅に減らして、質の高い西条柿が作られています。
ほど良く色づいた柿は、ひとつひとつ手作業で皮をむき紐につるされ、天日に干されます。出来上がるまでおよそひと月。食品添加物や保存料は一切使用せず、日々天候や柿の状態を見ながら昔ながらの手作業と経験で作られています。
畑地区以外にも県内各地で西条柿は栽培されています。干し柿もいろいろあるので食べ比べてみて下さい。βカロテン、食物繊維はもちろんタンニンやビタミンAが豊富な干し柿。免疫力アップや美容にも効果が期待できるそうですよ。
これから、なら、いちじくですかね。
ハナキン@事務局です。
干し柿作られたことがあるんですね。
渋柿を干したら甘くなるって、見つけた人すごいなぁと
いつも思います。
干しいちぢく、挑戦して見られたら教えてくださいね!
多伎の干しイチジクは以前フランスのコンテストでもかなり高い評価をもらわれていたかと思います(昔はパッケージにシールがありましたが、今はどうなんでしょう)。
柿は酔い覚まし?になるので、お酒飲む前に食べると悪酔いしないと言いますので、弱い方はお試しあれ
ハナキン@事務局です。
多伎のいちじくは、フランス・ヴェゼノーブルの収穫祭で最優秀賞を受賞したことがあるそうです!
畑の干し柿はミラノ万博に出展されたことがあるらしいので、どちらも海外でも評価されているんですね。
干し柿にはそんな効果もあるんですか!
干し柿にクリームチーズを添えたものがワインに合うといいますが、味だけでなく理にかなっているんですね~。
良い情報をありがとうございます!
「多伎の干しいちじく」は、以前リメしまの企画で
キャッチコピーを日比谷しまね館のPOPに採用いただきました!
元々ドライフルーツが苦手だったのですが
多伎の干しいちじくは別物。
これをきっかけに食べられるようになった思い出深いものです。
自分で挑戦できるくらいたくさんいちじくが手に入ればいいのですが(笑)
ハナキン@事務局です。
「多伎の干しいちじく」は日比谷しまね館でも大人気だそうです。
POPの節にはありがとうございました。
たしかに、干しいちじくを作れるくらい大量のいちじくを
用意するのは難しいかもしれないですね。
貴重ないちじくが美味しく一年中食べられるってすごく幸せ
とあらためて思いました。