今日は『はすみの鯉』についてお伝えします。
なるべく簡潔になるように努力しますｗ

Q:『はすみの鯉』って何？
A:邑南町羽須美地域で養殖されるブランド鯉の名前です
　2023年に名付けました！

Q:『はすみの鯉』コンセプトは？
A:地域内循環にて育てる完全養殖の鯉です！

Q:『はすみの鯉』の特徴は？
A:1．オリジナルの手作りエサで育てています
　2．そのエサの原料はなるべく地元のものを使用しています
　3．出羽川の豊かな水を掛け流す流水池にて育てています
　4．産卵・孵化も手掛けている完全養殖です
　5．仕立てにもこだわっています（脳天締め、神経締め、血抜き、磨き）
　6．料理に使う調味料にもちょっとしたこだわりがあります

Q：邑南町では鯉が昔から食べられているの？
A:邑南町の羽須美地域では、明治初年頃より出羽川・長田川の流域はもとより、山間部の各農家でも溜池のような池で鯉を飼っていました。急病人が出たときはその生き血を飲ませて生気を取り戻し、また「鯉こく」を造り栄養食としたり、客人への接待用料理として珍重されました。

Q:鯉の養殖はいつから始まったの？
A:羽須美地域口羽地区では大正から昭和にかけて人工孵化に成功し、水田養鯉事業が普及していきました

Q:鯉の養殖は全国的にはどうなの？
A:養殖鯉生産量としては、昭和50年代前半の約30,000トンをピークに、現在では約2,000トンにまで落ち込んでいます。

Q:はすみの鯉は順調に養殖されているの？
A:はすみの鯉も昭和50年代がピークで、その後昭和58年の水害で養殖池や水路が大打撃を受け、以降生産量が徐々に減りました。追い打ちをかけるように平成15年に日本で初めて発生したコイヘルペスウイルス病が全国に広がり、当地でもその影響で生産量は減少の一途をたどりました。

そんな状況下で、養殖を担われていた方が高齢により止めるという事態に。
しかし、養殖を引き継いでやる人がいなく、このままではこの地の鯉食文化が消えていくかもしれない危機に。

わたしは決心しました。鯉養殖を引き継ぐと！そして、鯉食文化を復活させ、それを通して地域を魅力ある地へ変えていこうと！
2017年新たな鯉食文化への挑戦が始まったのでした。