出来上がった麹を使って次はパン用酵母を育てます。
麹から酵母??
となりますよね。
酵母菌の生きる糧は“糖”なんです。
糖を食べてガスやアルコールを発生させたり、分裂して増殖したり。
パン生地に加えることで小麦のデンプンや加えた糖分をエサにガスやアルコールを発生させて、ふわふわのパンが出来上がります。
麹がどう関わっているのか?というと、
それは、麹が持つ“酵素”を利用しているんです。
デンプン質を分解して“糖”に変える酵素を沢山持っている麹。
瓶に出来上がった麹、ごはん、お水を入れておくと、ご飯のデンプン質を麹の酵素が分解して糖に変える。
その糖を食べて酵母菌がガスやアルコールを出したり、分裂して増殖したり。
シーンとしていた瓶の中、そのうち小さな気泡が沢山出来てきて、どんどんどんどん活発になって、シュワシュワしてくる。そのうちとってもいい香りも♪
麹から酵母へのバトンタッチが小さな瓶の中で繰り広げられているんです。
そうして沢山の酵母菌が瓶の中で増殖したものがパンの膨らむ素として使えるようになるんですよ♪♪
恩恵をうけているんだなぁ、とあらためて感じます。
授業でも教えてくれたらいいのに!笑
人の目には見えないけれど、そこには小さな小さな微生物が生きています。
見えないからこそ感じ取る。
そんな風に対話しながら作っています♪
高校生の時こんな話が理科で聞けていたのなら、大学の選択も違っただろうなぁって。
面白い授業ありました??笑笑