前回の補足をさせてください。


発酵完了のおおよその目安を予測して出かけたりするお話をさせて頂きましたが、
帰る時間に合わせて発酵を調節している。
と言った方が的確かもしれないなと。


工房に帰る時間に合わせて、気温・湿度を見ながら、
捏ねる時間帯、加える酵母の量、生地の温度を調整している。
この方がしっくり。


調整はもちろんするけど、
予測通りには行かない事、予定時間に帰れない事は多々あります。
そんな時は気持ちがソワソワ。
離れていても。

やっぱり呼んでる。
早く帰ってきて！
溢れそうだよ！
って。

この写真のように溢れてしまう事も時々あります。

この子はある程度発酵させたら冷蔵庫へしまって、次の日焼こうとしていたもの。
捏ねた生地をタッパーに入れて、蓋はきっちり閉めているんですよ！
でも酵母の発酵過程で出すガスなどにより生地は膨らみ、蓋まで開けちゃう！


明日焼く予定にしていたものが、帰ってきたらこの状態。
大慌てで次の工程へ進んで焼かざるを得ません。

本来想定していた順番をすっ飛ばして、この生地から取りかからなきゃなので大慌て。

そんな想定外の事が多々^^;
でもそれは子育ても同じですよね。
想定外の事が多々起こり、その時その時で瞬時に判断して実行しなければならない。

パン生地も子育てと同じです^^